3月は寒暖差が激しくなる季節ですが、今年は例年になく暴風強風も吹き花粉症を発症する方が多く見受けられます。その影響でくしゃみ、鼻水などあらゆる症状が体に生じ、特に腰や首に負担が掛かってしまうようです。ぎっくり腰の患者さんが非常に多く見受けられたのも今月の特徴でした。来院できない場合は往診もしておりますので、無理せずにお電話やメールなどで現状の様子をお知らせください。
さて、セルフケアのご提案です。このような寒暖の激しい毎日は体もついてくるのが精いっぱいですので以下のようなストレッチをお試しになってみてはいかがでしょう?毎日少しずつでも動かせば効果があるはずです。
【起床時腰痛対策の体操】
腰痛で通院されている患者さんで
「目が覚めると痛い」「朝起きてしばらくが痛い」
「時間がたつとだんだん良くなる」・・・・
と訴える方が多いのですが、
その原因は、
・寝ていることで同じ姿勢が長くなり動きが悪くなっている
・朝は気温も低くからだも血行が良くなく動きが悪い
などです。
ですから、起きる前にお布団の中で「腰の準備運動」をおすすめしています。
やり方は、
あお向けになって、両膝を立て、
①腰を浮かせる 3~5回
②両膝を左・右に倒す 各10秒ほど
これで起き上がるための背骨の動きと背骨と骨盤の連動運動ができます。
ゆっくりやっても1分もかからりませんからどうぞお試しください。